訪問診療
訪問診療
「通院するのが大変・・・ずっと我が家で暮らしたい」
そんな患者さんとご家族の為に訪問診療はあります

院長挨拶

これまで外来診療を行う中で、「足腰が弱って通院が辛い」「待ち時間が長くて親が疲れてしまう」といったご家族の切実な声を多く耳にしてきました。
「クリニックに来られないなら、私たちが患者さんのもとへ行けばいい」そう考え、当院では訪問診療を開始いたしました。
クリニックは「病気を治す場所」ですが、ご自宅は「その人らしく生活する場所」です。私たちは、単に薬を処方するだけでなく、患者さんが住み慣れた我が家で、最期まで安心して過ごせるよう「生活」を支える医療を提供します。
介護をされるご家族の不安や負担も、私たちに相談してください。医師・看護師・ケアマネジャーがチームとなって、皆様の療養生活をサポートいたします。
院長 馬渡 一寿 まわたり かずとし
院長 馬渡 一寿

訪問診療の対象となる方

“要支援・要介護状態”で下記項目に1つでも“チェック”がつく患者さんやご家族は訪問診療をご検討ください。
患者さんご本人が..
  • 体調が悪いとき、どこに連絡すればよいのか不安
  • 医療機関に行くのが苦手で引きこもりがち
  • 認知症が進んで、自宅での生活が難しくなりつつある
  • いろいろな医療機関に通っていて、薬が沢山ある
ご家族が..
  • 認知症など老化の影響で一人のタクシー乗車が心配
  • 患者本人が独り暮らしの為、夜間の体調の急変が心配
  • 遠方にいて、患者本人の状況を把握しづらい

訪問診療とは?

■毎月医師が自宅を訪問し診療します
医師が自宅に2~4週間に1回程度訪問し診療を行います。大がかりな検査や処置以外は訪問診療で行うことができます。
■突然の体調不良等の緊急時には、24時間365日往診対応いたします
「深夜に熱が出てしまって心配…」といった、突然の体調不良時もお電話でご相談ください。いつでも連絡がついて相談でき、必要に応じて医師が往診します。
■介護する家族も視野に在宅介護サービスとも連携します
日常生活の介護の心配は訪問看護師さんと連携し、家族の都合が合わないときはケアマネージャーさんや介護施設と連携します。

訪問診療と往診の違い

訪問診療 往診
「毎週◯曜日の◯時」と約束して医師が訪問のうえ、診療します。1週間または2週間に1回の割合で定期的、かつ計画的に訪問し診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行っていきます。 突発的な病状の変化に対して、救急車を呼ぶほどでもない場合など普段からお世話になっているホームドクターにお願いして診察に来てもらうもので、基本的には困ったときの臨時の手段です。

できる医療処置

  • 血圧、脈拍、体温、経皮酸素飽和度等の測定
  • 採血、検尿
  • 心電図検査、超音波検査など
  • 注射、点滴(末梢、中心静脈、皮下)など
  • 経管栄養(胃ろう、腸ろうなど)
  • 尿道バルーンカテーテル・膀胱ろうの管理
  • 褥瘡(床ずれ)の処置など
  • 在宅酸素療法、気管カニューレ交換など
  • 在宅緩和ケア(医療用麻薬、鎮静など)

訪問診療の料金

負担割合 年齢の目安 月1回訪問の費用 月2回訪問の費用 1か月の上限金額
保険証を
ご確認ください
何歳ですか? 医師が月1回自宅へ伺い診療します 医師が月2回自宅へ伺い診療します 夜間・休日の緊急訪問など何回利用されても、負担の上限が決められています
1割負担 75歳以上 3,500円〜 6,000円〜9,000円 一般的な方で上限
18,000円
※所得や適用する制度により異なります
2割負担 70歳〜74歳 7,000円〜 12,000円〜18,000円
3割負担 69歳以下 10,500円〜 18,000円〜27,000円 80,000〜250,000円
※所得により異なります
※スマートフォンの場合はスクロールしてご覧ください

外来と訪問診療の比較

訪問診療 外来診療
医師との時間 ゆっくり話せる 比較的短め
夜間・休日 熱が出た時や急変時に電話をすれば、必要に応じて往診 救急車もしくは家族が病院へ
費用 診療より高価であるが、入院よりは安価
月1回の訪問:約3,500円〜 ※目安
【内訳】
・医療費:1000円(診療のみ)
・24時間管理費:2500円
交通費はいただいておりません
安価だが、通院時や緊急時タクシーなどを使うと割高
月1回の外来:約3,500円〜 ※目安
【内訳】
・医療費:500円(診療のみ)
・往復のタクシー代:3000円
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訪問可能エリア

訪問可能エリア
■赤:訪問可能地域
■黄色:一部訪問可能(ご相談ください)

訪問診療をはじめるまでの流れ

「手続きが難しそう…」と心配される必要はありません。専門の相談員が、現在の主治医やケアマネジャー様と連絡を取り合い、スムーズに診療を開始できるよう全てサポートいたします。
お問い合わせ・ご相談
まずはお気軽にお電話、またはお問い合わせフォームよりご連絡ください。患者さんご本人、ご家族様、担当のケアマネジャー様、病院のソーシャルワーカー様、どなたからのご相談でも承ります。
<こんな時にご相談ください>「退院後の生活が心配」「通院が大変になってきた」「まずは話だけ聞いてみたい」
事前面談・ご説明
当院の相談員が、現在の病状やお困りごと、ご希望される療養生活について詳しくお伺いします。同時に、訪問診療の仕組みや費用についても分かりやすくご説明いたします。
面談を行う場所につきましては、当院へお越しいただくか、入院中の病院やご自宅へ伺うことも可能です。
初回訪問日の決定・ご契約
面談の内容と、今の主治医からの情報を元に、初回訪問の日時を決定します。訪問のスケジュール(曜日や時間帯)は、患者さんやご家族のご都合、ケアマネジャーや訪問看護師の予定と調整して決定します。
<契約手続きについて>診療の同意書などの書類作成は、初回訪問時に行う場合と、事前面談時に行う場合があります。
訪問診療の開始(初回訪問)
医師と看護師(+ドライバー)がご自宅へ伺います。初回の診察を行い、お薬の処方や、今後の診療計画を作成します。
<緊急時の連絡先>この日に、「24時間365日つながる緊急連絡先」をお伝えします。何かあった際はいつでもご連絡ください。
定期訪問・連携スタート
月1回〜定期的に訪問します。ケアマネジャー様や訪問看護師様へ診療状況を報告し、チーム全体で患者さんの生活を支えていきます。

よくある質問

急に体調が悪くなった場合(夜間や休日)は対応してもらえますか?
はい、ご安心ください。当院は24時間365日、医師や看護師と連絡が取れる体制をとっています。緊急時には、電話で病状をお伺いし、必要と判断した場合は医師が臨時で往診に伺い、対応いたします。
現在、他の病院・クリニックに通院していますが、訪問診療を依頼できますか?
はい、可能です。これまで通院されていた医療機関からの紹介状(診療情報提供書)があると、患者さんの病状や治療経過をスムーズに把握でき、速やかに訪問診療へ移行できます。紹介状がない場合も対応いたしま すので、まずはご相談ください。
自宅での看取り(ターミナルケア)は対応していますか?
はい、対応しております。ご本人様やご家族様のご希望を尊重し、住み慣れたご自宅で穏やかに過ごせるよう、痛みや苦痛の緩和を最優先にした医療を提供いたします。訪問看護ステーションなどと密に連携し、最期の時まで手厚くサポートします。
訪問診療の時に交通費はかかりますか?
いいえ、交通費はいただいておりません。訪問診療にかかる費用は、医療保険の対象範囲内でご請求いたします。※自費診療、自費でかかる書類を除きます。
入院が必要になった場合はどうなりますか?
患者さんの病状が急変し、在宅での対応が困難と判断した場合は、連携している病院や患者さんのご希望の病院に速やかに入院の手配を行います。当院は、日常の健康管理だけでなく、入院が必要になった際の支援体制も整えています。

お問い合わせ

FAX:0942-41-8882
在宅医療連携室まで