夏にお子さんがかかりやすい病気に、手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱があります。どれもウイルスがうつって起こる病気です。多くは数日から1週間ほどで自然によくなります。ただし水分がとれないときや高熱が続くときは受診してください。
手足口病ってどんな病気?
手足口病は、口の中・手のひら・足の裏などに小さな水ぶくれや発疹が出る病気です。名前のとおり「手・足・口」に症状が出ます。
口の痛みで水分がとれないと、脱水(体の水分が足りなくなること)になることがあります。冷たいものや刺激の少ないものを少しずつあげると飲みやすくなります。
ヘルパンギーナってどんな病気?
ヘルパンギーナは、急に高い熱が出て、のどの奥に水ぶくれや口内炎ができる病気です。夏かぜの代表的なもののひとつです。
のどの痛みが強いときは、しみにくい飲み物やゼリーなどが役立ちます。
プール熱ってどんな病気?
プール熱は、正式には咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)といいます。高い熱・のどの痛み・目の充血(目が赤くなること)が特徴です。
お家ではどう過ごせばいい?
どの病気も、特別な薬で一気に治すというより、体を休めて回復を待つことが基本です。
これらの病気はうつりやすいため、登園・登校を再開してよい時期は園や学校のルールもあわせて確認してください。
次のようなときは早めに受診してください。
症状の出方や治り方には個人差があります。気になるときは自己判断せず、医師に相談してください。
よくある質問
Q. 手足口病やヘルパンギーナに効く薬はありますか?
A. これらのウイルスを直接やっつける薬は一般的にありません。熱や痛みをやわらげながら、体が回復するのを待つのが基本です。つらい症状があるときは医師に相談してください。
Q. 大人にもうつりますか?
A. うつることがあります。大人がかかると症状が強く出る場合もあります。手洗いなどで予防し、心配なときは受診してください。
Q. いつから保育園や学校に行けますか?
A. 熱が下がって食事や水分がとれるなど、全身の状態が回復してからが目安です。園や学校ごとに決まりがあるため、あわせて確認してください。